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健康 時差c

ローテーション3.4回目以降は、睡眠調整が追いつかなくなります。

 

何時どこでも心身がボーッとして突然睡魔に襲われることもあります。そのような時、赤信号を横断したこともあります。機内での怪我も多くなり、風邪は悪化します。着陸時乗務員用座席に座りながらあくびがでたり、まぶたが下がってくることもあります。

 

これは、質の高い十分な睡眠が取りにくい、疲労が蓄積して注意力が散漫になるためと考えられます。

 

昨年は5ローテーション目の帰国便搭乗直前に倒れて救急搬送されました。きっかけは同僚からのハラスメントでした。先立つフライトで心肺停止客への蘇生対応と緊急着陸、その後12時間以上の遅延があり、疲労が蓄積していました。背景としてライフイベンのトストレスも重なっていました。

 

なお、社内規定では疲労リスク管理システムどおり、 乗務遂行に支障をきたす心身状態の場合はフライトをキャンセルすることが義務付けられています。これをNOT fit to fly とよんでいます。

 

(【参考】

機内での怪我(切り傷、火傷、打ち身、ぎっくり腰)

2ヵ月間6-7ローテーション続けて乗務した時には、全身の湿疹かゆみ、筋肉・関節痛などがでてきたこともあります。

 

先日は成田到着、乗務員解散後、突然睡魔に襲われて身体が動かない状態になり、乗客ロビーの椅子の上で1時間ほど仮眠してから帰宅しました。

2回目食事サービス直前に乗客2名が立て続けに失神しその対応に追われて、労働負荷が通常より高かったための急性疲労によると考えています。

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