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国内線一日の勤務の流れ

先程述べた業務を一日に2回から4回繰り返し、長い時は10時間を超える勤務になりますが、その中で「休憩時間」というのはありません。飲食の時間もきちんと確保されていない為、フライトの合間の駐機中に、機内清掃をしているホコリの中で5~10分でお弁当を食べます。飛行機が遅れて着いて食べられない時は、上空で立ったまま食べる事もあります。

 

これは、ある客室乗務員の国内線の一日の勤務の流れを図にしたものです。

朝9:50に家を出て、勤務開始(11:50)の1時間前に出社し、着替えやフライトの準備をします。

羽田-函館、羽田-高松の4便を乗務して退社時刻は21:25、家に着くのは深夜に近い22:55です。

この間、休憩と云えるのは、途中でお弁当を5~10分で食べる以外はありません。

 

また、勤務時間と拘束時間の違いは、後ほどの資料でも説明していますが、フライトに関する情報収集や着替えが義務付けられていますが、勤務時間にカウントされない為、勤務開始までにそれらを済ませなければならないからです。

 

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